
はじめに
家事の時短を目指すならば、家事スケジュールを作ってみましょう。ムダなく効率的に家事がしやすくなります。家事スケジュールの作り方を、わかりやすくご紹介します。
目次
①家事をリストアップする
②それぞれの家事にかかる時間を書く
③毎日やる家事とそうでない家事に分ける
④毎日しない家事は曜日ごとに振り分ける
⑤朝昼晩でざっくりスケジュールを組む
⑥1日はフリーの日を作って予備日にする
⑦予定は詰め込み過ぎず余裕をもって
⑧手帳やカレンダーに書き込む
⑨2週間試してみて修正をする
①家事をリストアップする
ご自分が毎日どんな家事をやっているのか、思い出してみてください。そしてやっている家事、やるべき家事を書き出してみましょう。例えば、朝食作り、お弁当作り、洗濯、ゴミ出し、トイレ掃除、買い物…といった具合です。子育て中のママさんならば、お子さんの送迎もあったりしますよね。
家事を書き出してみると、こまごまと数多くの家事があることに、改めて気がつくでしょう。無計画にやっていたのでは、効率的に終わらせるのはとても困難だとわかります。
②それぞれの家事にかかる時間を書く
それぞれの家事に、どれくらいの時間がかかるのかを書いてみます。わからない場合は、実際にタイマーなどで計ってみると良いでしょう。かかる時間がわかると、スケジュールが作りやすくなります。また、洗濯物を干したり、掃除機をかけたりといったところに、意外と時間がかかっていることに気がついたりします。家事スケジュールを作る上で、回数を減らしたり、効率的な方法を考えるなど、改善点も見つかってくるでしょう。
③毎日やる家事とそうでない家事に分ける
家事には毎日やるべきものと、そうでないものがあります。リストアップした家事を、毎日やる家事と、週に何回かで良い家事に分けてみましょう。例えば、食事の支度や洗濯は毎日するけれど、お風呂掃除や玄関の掃除、床掃除は週単位といった具合です。
月単位や季節ごとで良い家事があれば、それも書き出しておくと良いでしょう。家事の周期を決めることによって、家事をするペースが把握できます。ただ漠然と家事に追われるのではなく、全体像が見えてくるだけでも気持ちが軽くなるはずです。
④毎日しない家事は曜日ごとに振り分ける
毎日する家事以外を、曜日ごとに振り分けてみます。ご自身の予定に合わせて、振り分けましょう。例えばお仕事やお子さんの習い事の付き添いなどがある日は家事を少なめにしたり、時間がかかる家事は同じ曜日にしないなど、1日当たりの家事の負担を軽くするための工夫も出来ます。
⑤朝昼晩でざっくりスケジュールを組む
毎日やる家事も加えて、朝昼晩でざっくりと家事のスケジュールをたてます。ご自身のライフスタイルに合わせ、家事をしやすい時間帯に、無理のないように組み入れましょう。
⑥1日はフリーの日を作って予備日にする
週に1日は、フリーの日を作りましょう。毎日する家事以外の家事は、入れないでおくのです。この日は予備日としておきます。1週間のうちでもし出来ない家事があっても、この予備日にやれば良いのですから、ストレスになりません。
⑦予定は詰め込み過ぎず余裕をもって
家事スケジュールは、予定を詰め込みすぎてはいけません。一生懸命頑張らなければ出来ないスケジュールでは、長続きしません。また出来なかった時には、それがストレスになってしまいます。無理のない家事スケジュールを作ってください。家事スケジュールを作れば、それ以外の家事はしなくて良いわけで、気持ちの上でもグンと楽になるでしょう。
⑧手帳やカレンダーに書き込む
家事スケジュールを立てたら、手帳やカレンダーなどに書き込み、一目でわかるようにしましょう。最近では、家事スケジュール用のアプリもあります。出先でも見られて便利なので、そういったものを活用しても良いでしょう。
また手帳やカレンダーに直接書き込みをしないで、やるべき家事を付箋紙に書いて貼りつけるといった方法もあります。これは予定変更をしやすいというメリットがあります。いずれにせよ、ご自分に合った方法でやるのが一番です。
⑨2週間試してみて修正をする
家事スケジュールを作ったら、まずは2週間やってみましょう。実際に家事スケジュールをこなしてみると、家事配分が合っているか、時間配分が合っているかなどがわかってきます。
〇曜日はちょっとキツイなとか、〇曜日は余裕があるからもう少し家事を増やせそうだななどと感じたら、スケジュールを修正します。一度決めたらそのままではなく、やりやすいように臨機応変に修正してみてください。この時に、必ず無理のないスケジュールを立てて下さい。
家事スケジュールを作って実行することで、やるべき家事が習慣化されてきます。ただ無計画に家事をしていた時よりも、家事が上手く回せるようになるでしょう。