野菜は冷凍保存がおすすめ

はじめに

栄養バランスのとれた献立を考える上で、毎日野菜は欠かせません。健康のためにも、野菜は常にストックしておきたいですね。

野菜は水分が多いので冷凍には不向きだと思われていましたが、最近では冷凍方法や調理のコツをつかめば、冷凍保存できることがわかってきました。

野菜をカットして冷凍しておけば、料理する時にすぐに使えてとても便利です。冷凍することにより、調理時間が短くなる野菜もあります。お弁当などの彩りにもなるので、ちょこっと使いたい時にも便利です。特売日に野菜をまとめて買ってきて冷凍保存しておけば、節約にもなります。野菜は冷凍保存すると、料理の時短と節約ができるのです。

 

目次

①野菜を上手に冷凍保存するコツ

②野菜別の上手な冷凍方法

③冷凍した野菜の解凍について

 

①野菜を上手に冷凍保存するコツ

野菜は上手に冷凍しないと、味や触感が悪くなることがあります。上手に冷凍するためのコツをご紹介します。

 

*短時間で凍らせる

時間をかけて冷凍すると、野菜の中の水分が大きな氷の結晶になってしまいます。これが野菜の組織や細胞を壊して、食感が悪くなってしまうのです。なるべく短時間で凍らせることで、味や触感が落ちるのを防ぐことが出来ます。市販の冷凍野菜が美味しいのは、業務用の冷蔵庫で急速冷凍しているからなんですよ。

短時間で冷凍するために、野菜はなるべく平らにして保存袋に入れます。また、茹でた野菜は冷めてから冷凍しましょう。熱伝導率の高いアルミバッドなどの上に乗せると、短時間で凍らせることが出来ます。アルミバッドがない場合は、アルミホイルで包んでも良いです。そして冷凍庫の設定温度を、「強」にして冷凍すると良いでしょう。

 

*野菜は茹でてから冷凍すると変色しにくい

オクラやブロッコリー、いんげんなどは、茹でてから冷凍すると色が変わりにくくなります。これは茹でることにより、酵素の働きを抑えることが出来るからです。

 

*野菜が新鮮なうちに冷凍する

当たり前のことですが、鮮度の良い状態で冷凍した方が、味も食感も良い状態を保てます。全部使い切れないと思った野菜は、早めに冷凍してしまいましょう。

 

②野菜別の上手な冷凍方法

野菜別の上手な冷凍の仕方をご紹介します。

 

*玉ねぎ

玉ねぎは料理に合わせた色々な冷凍の仕方があり、調理の時短に役立ちます。

玉ねぎは、生でも火を通しても冷凍できます。生で冷凍する時は、薄切りやみじん切にします。1回分ずつ小分けにしてラップに包んでも、そのまま保存袋に入れて冷凍しても大丈夫です。

解凍せずに、そのまま炒め物やスープなどに使えます。使いたい時にサッと使えるので、とても重宝しますよ。玉ねぎは冷凍することにより、甘みが増したり、線維が壊れて火が通りやすくなるというメリットがあります。

玉ねぎを薄切りやみじん切にしてよく炒め、飴色玉ねぎにして冷凍しても良いです。カレーやオニオングラタンスープなどに使えます。

 

*にんじん

にんじんは冷凍するとスジっぽくなるので、大きく切るよりも千切りや薄切りにして冷凍すると良いでしょう。生のままでも茹でてからでも大丈夫です。小分けにしてラップに包んで冷凍すると使いやすいでしょう。

直接保存袋に入れて冷凍する場合は、にんじんをなるべく重ならないようにし、平らにして冷凍します。調理する時は、解凍せずにそのまま使います。きんぴらやコールスローサラダなどに使えます。

 

*きのこ類

きのこ類は、冷凍しても味や食感がそれほど変わりません。何種類かのきのこをミックスして冷凍しておいても便利です。

きのこ類を冷凍する時はまず石づきを取り、しいたけやエリンギなどはカットして、しめじやえのき、舞茸などは小分けにして、生のまま保存袋に入れて冷凍します。解凍せずにそのまま炒め物や煮物などに使えます。

 

*もやし

値段が安定していて安価なもやしは、家計の心強い味方です。ただ日持ちがしないのが難点です。冷凍しておけば長持ちしますし、いつでも使えて便利です。

食感をなるべく残したい場合は洗わずに袋のまま、臭みを抑えたい場合は洗ってからよく水分を切って冷凍します。

もやしは冷凍することによって食感が落ちるので、調理法を工夫すると良いでしょう。炒め物やスープ、和えものなどに入れると、味が染みて美味しく食べられます。

 

*ほうれん草

ほうれん草を固めに茹でて、しっかりと水気を切ります。そのまま冷凍すると固まってしまうので、小分けにしてラップに包み、保存袋に入れて冷凍します。

おひたしにする時は冷蔵庫に移して自然解凍、またはお湯をかけたり、電子レンジで解凍し、水分をしぼります。料理に使う時は、解凍せずにそのまま使います。

生のまま冷凍することもできます。使う時は30秒ほどサッと茹でて水にさらし、水分を絞ります。

 

*ブロッコリー

ブロッコリーは日にちが経つと、つぼみが開き始めて黄色くなってしまいます。冷凍しておけばきれいな緑色が保てますし、すぐに使えて便利です。

ブロッコリーは、生でも茹でてからでも冷凍できます。生で冷凍する場合は、よく洗ったブロッコリーを子房に分けて、しっかりと水気を切ってから保存袋に入れて冷凍します。使う時はサッと茹でたり、凍ったまま調理します。

茹でてから冷凍する場合は、ブロッコリーを洗って子房に切り分け、固めに茹でます。ザルにあけて水分をよく切り、保存袋に入れて冷凍します。使う時は自然解凍や、熱湯に数秒つけて解凍することもできます。調理に使う際は、解凍せずそのまま加えます。

 

③冷凍した野菜の解凍について

冷凍した野菜は、基本的には解凍せずに凍ったまま料理します。解凍すると水分が出て、食感が悪くなってしまうからです。凍ったままの状態で、炒めたり煮たりします。そのためにも料理しやすいように、カットして冷凍しておくと便利です。